『主夫』だって『恋』してますけど何か?


カイトが産まれてから、さらに
優さんの事を好きになった俺。


どんなに冷たくされても
このエプロンを見ると立ち直れた。



やっぱり昨日の事、優さんと
ちゃんと話さなきゃな・・・・。


今日も黒いエプロンを
眺めながら思う。



夫婦だからとか、
家族だからとか関係ない。


話さないと解らない事は
沢山あるし、向き合わないで
そのままにしていたら、
蟠りだって出来る。


優さんはまた黙って
しまうかもしれないけど・・・・。



「よっし!
掃除もうひと頑張りしますか!」

気合いを入れ直して
掃除を再開する。



優さんが帰ってきたら、
ちゃんと話し合おう。



今までは・・・
優さんが怒ったり、機嫌が
悪くても理由を聞かずに
そのまま様子を伺って
いただけの俺だけど。


ちゃんと優さんと向かい合いたい。


そう思うと気持ちがスッキリとした。





「優さん、今日は遅いな・・・・」


夜、マリンとカイトを
寝かせてから、優さんを待つ。



23時か・・・・


ご飯、いらないのかな。


ボーッとテレビを見ながら考える。



優さんは・・・・
小夜子に嫉妬したんだよね?


小夜子って呼ばないでって言ってた。



でも危ないは?


なんで小夜子が危ないんだろ。


優さんは初対面だったはず・・・・



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