『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「じゃぁまず、小夜子が
繋がりもある和樹の両親に
電話しなさい!」
茜さんはすでに小夜子を呼び捨てだ。
「繋がりって・・・・
そんなに親しくはないですから
言わないですよ。」
マリンが俺の子供じゃない事は
うちの家族では父さんと
母さんしか知らない。
小夜子はうちの両親と面識は
あるが、連絡を取り合うとしたら
義樹しかいないと思う。
「その考えが危ないの!
ほら早く!電話して!」
茜さんに促され、実家に電話した。
「・・・・あっ母さん?
あのさ、マリンの事なんだけど。」
俺は母さんに誰かに聞かれても
絶対血が繋がってない事を
言わない様に言った。
「・・・・・はぁ?
なんで言っちゃう訳!?」
母さんから返ってきた返事は
俺の意図してなかったものだった。
「とっ・・とにかくみんなに
口封じしといてよ!!」
青い顔で電話を切った。
「・・・・和樹。」
茜さんが眉間にシワを
寄せて俺を睨む。
「この間、お盆休みに優さんと
実家に行ったんですが・・・・
その時俺と優さんがいい感じ
だったからもう隠さなくて
いいかと思って家族みんなに
言っちゃったって。」
茜さんに報告する。
「最悪じゃない!
直ぐに全員に連絡!
小夜子と仲良しはいないよね?」
「・・・弟が・・・・」
体の関係もったことあります。
「直ぐに電話!」
「はい!!」
義樹のケータイにかける。