『主夫』だって『恋』してますけど何か?


ホテルの部屋をとってある事を
言たら、なぜか優は
大人しく着いてきた。



(・・・・絶対拒否されると思ってたのにな。)


いつもみたいに強引に連れて
いかなきゃいけないと思っていた
俺は軽く表しぬけしながらも
優の腰に手を廻して部屋に入れた。



優は窓際に立ち、夜景を眺める。


窓ガラスに写る優は
やっぱり綺麗で・・・


初めて会社じゃない場所で
優を抱く事に、緊張している
自分に気付かされた。


(おかしいよな。
会社のがよっぽどばれたら
やばい緊張感があんのに。)



それから初めて優を裸にして
ベッドに運んだ。



優は本当にどこまでも綺麗で・・・


どこまでも純粋で・・・・


どこまでも不器用。



今までの自分を恥じたくなった。





「順番間違ったけど、
俺お前の事が好きなんだけど・・・・・
俺とちゃんと付き合わないか。」


優のサラサラの長い髪に指を
通しながら綺麗な瞳を見つめる。


「・・・そんな。
藤堂さんには沢山女がいるでしょ。」

優は俺から目を逸らす。


「酷いねお前。
俺お前に手をだしてからは
誰とも遊んでないよ。」

無かった事にしたい過去に
苦笑いするしかない。


「私に手を出してって
1ヶ月ちょっとじゃないですか!」

怒る優。


「ははっ・・・そうだな。
俺にしたらすげ−事なんだけど。

てか、お前は遊びじゃないから。

一人に絞りたいって思ったの
お前が初めてだよ。」

そう言い訳して、優と
おでこ同士をくってけた。


優は真っ赤になりながら
くっつけたおでこを離して
俺の胸元に顔を埋める。


(可愛いな・・・・・)

優の些細な行動にドキドキする。



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