あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
あたしは客間の前に着くと、ドアを三回ノックする。
すると中から、
「どうぞー」
と、男の人の声が聞こえた。
あたしは心を落ち着かせてドアを開ける。
「失礼しま――え?」
「やぁ、さやちゃん。さっきぶり」
客間にいたのは海外留学から帰ってきたという霧島先輩だった。
霧島先輩はティーカップを片手に、にこやかに手を振っている。
驚いているあたしをよそに、向かいのソファーに座るようにうながす霧島先輩。
仕方がなく向かいのソファーに座ると、メイドさん達が入ってきた。
そして、あたしの紅茶とお菓子を用意して去っていく。