*憧れの先輩と同い年のアイツ*
『えっ、ちょっと有志っ//』


「そろそろだな!」




有志は美加の手をギュッと握った。




『もう…//』



美加は、真っ赤になった顔を隠すため、下を向いた。








美加達が乗ったジェットコースターが動き出した。



ゆっくりと坂を上っていく。



『ヤバいヤバい!!!』



焦る美加をみて、有志は爆笑している。


そして、気が付けば、美加の方が強く手を握っていた。




あと少しでてっぺんに到着する。



「手あげようぜ!!」


『……あい。』



二人は、一旦手を離した。



その後は……







『ギャーーー!!!!!』


「あははははっ!!」





そんなこんなで二人は最初の乗り物を終えた。
< 139 / 140 >

この作品をシェア

pagetop