漆黒のタクティック 【1巻】
その夜。
今日から学生寮に泊まる事になり、僕たち5人は特別学生だから、寮も皆とは違う寮での生活になった。
もちろん、男女別々で。
僕は、テラスに出ていた。するとジンが僕に
「あいつの言ったこと気にすんなよ!」
って言ったけど、僕は、
「ううん。僕は悔しかった。」
「悔しかった?」
とジンが言うと、僕は、
「うん。あの先生に言われたとおりだったから。僕は自分を変えた言って軽い気持ちだけでこの学校に入学してきた。もちろんさっき話した通り、基準値以下の人間として。」
と、言った。でも、ジンは
「でもさ、あいつ。悪口ばっかで、絶対勉強とか教えてくれなさそうじゃん?」
「やっぱり、僕。辞退した方がいいのかな?」
僕が、言うと、