幽霊の思い出話
「それよりも真沙美、仕事あるんだろう?早く準備した方がいいんじゃないか?」
そう言われ時計を見ると、出なくてはならない時間まで残り二十分程になっていた。
「うっわ、こんな時間。やばい、早く着替えなきゃ」
慌てて準備に取り掛かり、バタバタと部屋中を走り回った。
「真沙美、そんなに走り回ると足ぶつけるぞ」
クスクスと悪戯に笑う彼を横目に、私はシャワーを浴びるために急いでバスルームに行った。