雨のち曇り



「私、もうどうしたらいいの?」



「とりあえず、理由を聞いてみるしかないよ」



「うん」



私は休み時間の間に、話しかけようと試みたけど、終わったらどっかに行っちゃったり、他の子と話していたり…



「昴…私もうどうしたらいいんだろう?」



「え?」



「私、フラれるかも」



「大丈夫だって。あいつはお前だけなんだから」



「でも…」



「信じてやれよ。お前があいつを信じてやらなくて、誰があいつを信じるんだよ」



「……」



そのまま幸樹とは話すことなく、お風呂の時間になった。


まだ順番が来ないから、泉と一緒に窓の外を見ていた。





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