まだ好きです(完)
「へー。そうなんだ」


新は駿が雛のことを好きになった理由をうなずきながら聞いていた。


本番まであと2日。緊張感に包まれながら、俺らはひたすらタイムをとった。


「ってゆうか足、またはれてきてねぇ?」


新は俺のこと心配してる。


俺も昨日より足が腫れてきている事はすぐ分かった。


「いや。腫れてねーよ。」


そういって嘘をついて、大丈夫と自分に毎日言い聞かせた。



「駿ーーー!!」


観客席では、毎日雛が応援に駆けつけてくれる。



自分の部活をほったらかしにしてくる。



「じゃ。一本目タイムをとるぞー。」



よし。今日もベスト更新してやる。



どきどきどき



「よーい。どん」











ぐぎっ





鈍い音がした。
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