まだ好きです(完)
「コーチ!駿が転んだ!」


新は100m走りながら叫んだ。


駿!!!!



私はいそいでグラウンドに行った。



駿!足大丈夫じゃなかったじゃん!!



彼女なのになにもできない自分に腹が立った。



「駿!駿!」



駿は足を両手で押さえていた。


何人かの大人と生徒が駿を救急室まで運んだ。


駿の両手の隙間からみえた駿の足は、かなり腫れていた。



「駿は?」


新が息を切らして走ってくる。


「試合でれるかな?」



私は不安そうに新に尋ねた。


「駿なら大丈夫。信じろ」


「うん」





駿!!!あきらめないよ。




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