同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正







春綺君の車には甘い
香りが漂っていた。





そして、お互い趣味が
合って盛り上がっていた曲が流れている。





だけど、車には会話は
なく曲だけが響き渡る。






さっきのこともあって
何だか気まずい。







あたしは、気まずさを
感じながらマンションに着くのを待っていた。






そして、何時間か経ってやっとマンションに
着いた。







バタンッ……






高級車から降りると
春綺君も車から降りた。




あたし達は、お互いに
向かい合わせながら
話した。





「わざわざ、ゴメンね。


じゃあ、またね………」




あたしは、そう言って
マンションの方を向いて重く感じている足で
向かった。







するとー……







(待って……)







ずっと黙っていた
春綺君が話し掛けて来た。














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