シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】


「……口は災いのもとだよ」



すう、と千影くんの周りの空気が冷えていく。


そんな気がした。



「千影く……」


「行こう、ひなた」



千影くんはあたしの手をひき、歩き出す。


それからは一度も、長島くんの方を振り向かなかった。







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