鯖を読んでる転校生=社長!?
宿題かぁ~。

あっ!!宿題忘れてた。

あたしは急いで鞄に駆け寄って宿題を取り出した。

ソファーの前のテーブルに宿題を広げて黙々と手を進める。

「結輪、俺書斎にいるから」

吉一光河は部屋を出て行った。

午後8時

「終わったぁ~」

コンコン

宿題が終わったところで丁度ノックの音が聞こえた。

「はぃ?」

「結輪様晩ご飯の準備ができました」

そういえば、朝も昼も寝てて食べ損ねたんだっけ?

「ありがとうございます」

あたしは返事をして宿題を鞄にしまった。














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