夢花火
ーーー
ーーーーー
数十分後。
手紙を書き終えた紙を見てみる。
「…これでいいか」
私はそれを持って、土方の部屋に向かった。
「土方。私だ」
そう声をかけると、カラッと襖が開き、土方が出てきた。
「もう書いたのか」
土方は満面の笑みを浮かべている。
「ああ。書いた」
「よし。来い」
土方について行き、机の前に座る。
机の上には瓶が置いてあった。
「じゃあ、この中に入れろ」
「分かった」
メニュー