夢花火
「よっしゃあ!!皆、飲むぞぉ!」
原田がそう言った瞬間、沖田たちが声を上げる。
壬生浪士組…。
個性的だな。
沖田たちは、ワーワーと盛り上がる。
温かい目でそれを見守る近藤。
呆れた顔で溜息をつきながら、でも楽しそうにその光景を眺めている土方。
井上は、まるでお父さんのようにニコニコし、山南もこの場を微笑んで見ている。
斎藤は…また寝たのか。
これから私は、この壬生浪士組の一員になるんだ。
この人達と一緒に、戦っていくんだな…。