君にすべてを捧げよう
「さっき結婚申し込んだけど、俺の店が軌道に乗るまで、婚約という形で待っててほしい。
ごめんね、こっちの話を先にするべきだった。さすがに焦ってたんだな、俺」
苦笑したのち、顔を改めた智は真面目な口調で言った。
「めぐるに苦労とかかけたくないし、一日でも早く結果出すから、待ってて?
で、落ち着いたら、パートナーとして来てほしい。私生活でも、仕事でも」
「パートナー……」
「そう。だめ? 後だしになっちゃったし、やっぱり結婚、嫌かな?」
困ったように、眉尻を下げる。
その顔を、じいと見つめた。
「智は、肝心なところを言うのが遅い」
「はい、すみません」
「大事なことでしょう? あたしが寝ちゃってたらいつ話したの?」
「あ、朝、かなー?」
「ばか!」
少し大きな声で叱責すると、びくりとした智はこわごわとあたしを窺った。
ごめんね、こっちの話を先にするべきだった。さすがに焦ってたんだな、俺」
苦笑したのち、顔を改めた智は真面目な口調で言った。
「めぐるに苦労とかかけたくないし、一日でも早く結果出すから、待ってて?
で、落ち着いたら、パートナーとして来てほしい。私生活でも、仕事でも」
「パートナー……」
「そう。だめ? 後だしになっちゃったし、やっぱり結婚、嫌かな?」
困ったように、眉尻を下げる。
その顔を、じいと見つめた。
「智は、肝心なところを言うのが遅い」
「はい、すみません」
「大事なことでしょう? あたしが寝ちゃってたらいつ話したの?」
「あ、朝、かなー?」
「ばか!」
少し大きな声で叱責すると、びくりとした智はこわごわとあたしを窺った。