禍津姫戦記
 ハバキのぶっきらぼうな口調は常と変わらなかった。
 ハバキは姫夜がうち沈んだ様子なのに気づいたらしく、手元を見た。

「どうかしたのか」

 姫夜はすばやく砕けた玉を手元にかき集めた。

「いや、なんでもない」

「ならば降りてこい。狩りの獲物を見せたい」
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