Wild Rock


 店の中はシンッと静まり返っていた。

 それもそのはず。もう店じまいの時間だったから。

「おぉフェンリル。あっただろ? どうした? そんな息きらして」

「どういうことだよオーナー!」

 ツカツカとオーナーの顔の前に掲げたのは、さっきの紙切れ。写真だ。

 あの惨殺されたままの状態を写真におさめ、尚且つペンでバツ印が書かれていた。

「いけない子だね? 勝手に見つけて」

 すました笑顔のままでオーナーは俺の首を掴み、体重をかけて床にたたき付けた。

「うぐっ!」

「君がいけないんだよ? 僕達のオモチャを取っちゃって、あまつさえ反抗してくるんだからねぇ」

「げっほっ…じゃ、アニエス、殺したのは……」

 ギリギリと締め付けられ、か細くなる声で話すと、オーナーは喉の奥で笑った。

「あの子はね、僕ら町の男達のオモチャとして、僕が連れてきてたんだよ。もういらなくなったから、もう一度皆で集まって、凌辱して、腹上死させた…ハハハハッ!」

 
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