横で眠る「あなた」【未完】
第60章
理先輩と自然と結婚したいと思える時が来るまで、待ってて欲しいと言った私に、理先輩は「答えはわかった。でも、僕も諦めたわけじゃない。 事あるごとに、言い続けるよ。」と言った。

まさか、あんな風に実行するとは思ってもみなかったけど。


空気の良い中で、のんびりと過ごしたおかげで、体調はホテルに来る前よりも、いくぶんか良くなった。

これなら、次の学校に向けての試験勉強にも、頑張れる気がした。

それでも、私の体調を気遣って、理先輩は、私の家まで、私を送ってくれた。

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