牙龍−元姫−





コツン、と遼の肩に擦り寄るように顔を埋める。人の温度に落ち着く。同時に眠たくなってきた。



このとき、遼の肩が少し揺れた――――ような気がした。



首筋が意外と近くにある。改めてみるとガッチリとした肩に腕。男の人なら誰もが羨ましがる部分を兼ね揃えた遼。



髪が意外と綺麗でジィーッと見つめる。
痛んでるとばかり思っていた。
手入れでもしてるのかな?とか、この馨りどこのシャンプー?とか他愛もないことを考える。











こんなに近い距離、新鮮だ。
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