獣は禁断の果実を蝕むのか。

「で、そのデジウェアは?」


一番の核心に迫った。


これを聞き出せなきゃ、今夜の意味はない。


「教えな~い。」


急に嫌味な笑顔を浮かべて。


チラッと私の顔を見た。


「どうしてですか?」

「見たこともない世界に連れて行ってやるって言っただろう?さて、行ってみるか。」


そう言って立ち上がった。


「え!?どこへ?」


私も立ち上がると、九重部長の後に付いていった。


まあ、予想は出来た。


想像を出来なかったのは、最高級ホテルのスウィートルームってこと。


ここまで来たのはいいけど。


これからどうしたらいいの?

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