獣は禁断の果実を蝕むのか。

カラダって言っても、そういうことじゃなくて。


もしかしたら、言われて覚えるんじゃなく、実際に仕事をして覚えるってこと?


きっと、そういう意味なんだ。


なんか、そう分かったら。


急に恥ずかしくなって。


耳まで火照るくらい熱い。


口元を抑えた手で、真っ赤になった顔は微かにしか見えてないよね?


「分不相応な恰好をしていると思ったら。そういうことだったとは。」


私の口元にあった手をグッとつかみ上げた。


「えっ!?」


驚いたのは一瞬。

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