史上最悪!?な常務と
「疲れた?
俺といるのが疲れたってことか?」
え?
違う、違う。
そうじゃなくて!
「ち、違いますっ!
えっと、えーっと…」
わ、わ。
どうしよう。
「…あ、えっと、ほら、
土手の緑がキレイだから、
その、疲れた時は緑を見た方がいいっていうから…」
もう支離滅裂。
なに言ってんの?
アタシ。
ベンチから立ち上がり、
緑を指さして必死になって疲れが、緑が、
なんて繰り返してる。
変だ、アタシ変だ。
頭の中のもうひとりのアタシが焦るな、焦るなって言ってるのに。
「?……」
不可解な顔をする常務にアタシはますます焦り。
その場にある段差に気付かず歩き出して…。
「ぎゃっ!」