史上最悪!?な常務と
「…ちゃん?
お姉ちゃんって…」
ん?
誰か呼んだ?
身体を揺さぶられる感触と同時にアタシを呼ぶ声。
「ああ?ケン?」
いつの間に寝てたんだろう。
アタシは目をこすりながらケンに返事する。
「姉ちゃん…、
会社辞めんのか?」
「え?」
ケンはテーブルの上においていある封筒を見る。
「あっ、えっと、別にそんなんじゃなくて…。
それより今、何時…?」
「10時すぎ。
俺、今日バイトだからって書いてただろ?」
そう言いながら冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードを指さす。
「あ、うん、そうだったね。
レナは?
レナは帰ってきてる?」