史上最悪!?な常務と

「あの…、墨染さん」


そう言って席から立ち上がり、
そして島津さんのほうを向く。


「えっと、
島津さんもよろしいですか?」


そのときバタン!!
と大きな音をさせてドアが開く。

みんな一斉にその方を見ると。


「向島さん…?」
「なによ、騒々しい」
「静かに入ってこれないんですか…」


「ちょっと、
それどころじゃないのよっ!
大変なんだから」


向島さんはアタシ達とは対照的に頬を紅潮させて、
興奮気味にゼスチャーを交えながら話し始める。


「常務!
もうすぐワシントンに行くんだって!」


「え?そうなの?」
「どういうことですか?」
「……」


それ、知ってる。

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