ふたつの背中を抱きしめた


「綜司さん。

私も綜司さんが、好き。

私、綜司さんの恋人になりたい。」


それは。


私の初めての恋が、叶った瞬間。


初めての恋が、始まった瞬間。



夕陽の射し込む部屋で
茜色に染めた顔を
幸せそうに綻ばせた綜司さんの姿を

私は

きっと、忘れない。

ずっと、忘れない。


私は

この笑顔を

ずっとずっと

守っていく。



大好き。


大好き。


綜司さん。



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