ふたつの背中を抱きしめた






それから、俺がその華の香りのする液体を口にするのは数ヵ月の後になる。






真陽が俺の全てを受け入れてくれて


他人には言えない、けれど何事にも代えがたい関係を結んでから3ヵ月が経った頃だった。



シトシトと冷たい秋雨の降る朝に。


夜勤を終えた真陽がいつものように俺の部屋へやって来た。




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