ふたつの背中を抱きしめた



ただ、2人で一緒にいられればいいの。

別に何も欲しくない。

それより2人で過ごす時間をかけがえの無いものにしたい。


でも、綜司さんの気持ちを無下にもしたくない。

でもでも、身の丈に合わない贅沢な物をもらい続けるのはイヤ。


「うーん。」


私は、1人自分の部屋でまだ考えあぐねていた。


価値観の違いなのかもしれない。

もしこれが続いたら私達、溝が出来ちゃうんじゃないかと不安にもなる。



明日はまた綜司さんとデート。

でも

また綜司さんの「真陽、何かプレゼントさせてよ」が始まったらどうしよう。


私は稚拙ながらも一生懸命に知恵を絞った。




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