魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「……とりあえず」


「わぁっ」


ハヤトはあたしをギュッと抱きしめてきた。



「……驚かすなよな……なに、コレ。意味わかんねー」



ハヤトはあたしの手からタンバリンを取り、さらに腕をキツく締めた。



「あたしにも……よくわかんなくって……」



魔法の説明を始めたら、長いよね……。










「ヘンなのに憑かれてたんだな……俺」


「うん…そうみたい……」


ハヤトにかけたトロロの魔法は、まだ有効みたい。


0時まで……あと、10分。








え……


あと10分っ!?
< 292 / 715 >

この作品をシェア

pagetop