白球の彼方~君に託した夢~


海「それはやはり恋だと私は前から思ってたんですがね、はい。」

『恋?』

俺と海斗は食堂で夕食のハンバーグを食べている。


心臓がおかしい事を言ったら海斗に笑われ、しかもそれが恋だと言われた。


因みに
竜稀と雛菊は幼なじみらしく、怪しい関係はないらしい。by同小の阿南さん.



「まぁいいじゃねぇか。恋なんて俺達にとって唯一の娯楽だぜ!」

『娯楽って…でも俺ハッキリ雛菊の事好きだなんて自分じゃ思ってねぇけど。』
「恋愛とは気付かない人だっているのだよ。つまーり!翔也くんはその一種である!!」


「おいボノボ食事中くらい静かにしろ!」

東先輩が怒鳴り声をあげる。



海斗は歯が白い癖に体は日焼けで真っ黒な為動物のボノボがあだ名(ゴリラに似てる)。



東先輩は怒って言ったつもりだろうけど
他の野球部は皆ボノボというあだ名に笑ってる。



確かに似てる。




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