白球の彼方~君に託した夢~
午後9時。
練習も終わり部屋でゆっくりできる時間がやっときた。
携帯を開くと小学校の頃、よく一緒にいた友達から沢山のメールが着てた。
しかし一件だけ「女子」のフォルダが光ってる。
はぁ…………
きっとあいつだろうな…
《ヤッホー、元気してる?翔也が早くこっちに戻ってこないか、いつも願ってるんだよ(^O^)野球もいいけど早く地元に帰ってきてねー!
昔と変わらず気持ちは冷めてないから!
Kana.》