白球の彼方~君に託した夢~



午後9時。
練習も終わり部屋でゆっくりできる時間がやっときた。



携帯を開くと小学校の頃、よく一緒にいた友達から沢山のメールが着てた。

しかし一件だけ「女子」のフォルダが光ってる。



はぁ…………




きっとあいつだろうな…





《ヤッホー、元気してる?翔也が早くこっちに戻ってこないか、いつも願ってるんだよ(^O^)野球もいいけど早く地元に帰ってきてねー!
昔と変わらず気持ちは冷めてないから!

Kana.》




< 80 / 94 >

この作品をシェア

pagetop