総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜
睦月に連行されて、たどり着いたのは少し大きめの広場。
もう深夜だから、そこには誰もいない。
いないはず……なのに。
「お、総長来たぞー!」
「連れて来るのが遅い!もう始まってるぞ!!」
「悪ぃ悪ぃ!」
なんで。
なんで、一年の[裂空]メンバーが全員集まってるんだ…!?
『え…ちょ、これって……?』
戸惑いながら聞くと、彼らは一瞬キョトンとして。
それから、
「なにって…聞いてないんすか?『飛鳥さんを元気にするぞパーティー』ですよ!」
『……ッ』
特大の笑顔と共にもらった答えに、不覚にも涙腺が決壊しそうになった。