笑う門にはオレ様がきた!!
明らかに前とは違う深いキス。


師匠はキスを止めることなく
私を自分の体へとさらに引き寄せ


あっと言う間に体を反転させる。


今度は師匠が私の上になり、
なおも激しいキスは止まらない。


抵抗しようにも
全身の力がどんどん抜けてゆく。


キスの合間に何とか声を出して師匠に問う。


「ど、うして…?」


師匠は私の顔をまじまじと見ると


「お前が誘ったんだろが
言ったろ?
男の部屋にノコノコ入りやがって
次は容赦しないって。」


とニヤリと笑う。


確かにそんなこと言ってたっけ?


しかも、師匠のいう通り
私から仕掛けたようなものだ。


だけどぉ~~


「そ、そんな…ここ仕事部屋…んっ」


言葉の最後は


キスでかき消された。




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