笑う門にはオレ様がきた!!
長い長いキスの合間に、師匠が私に言う。


「お前、オレの女にしてやる…。」


「ん、っん…」





えっ?


おん、な…って?


どういうこと?


師匠、私の事、一体……?











ダメだ…


師匠のキスが優しくて


頭がボォーッとしてきて


何も考えられなくなってきた……。










結局私は、返事をする事もなく、
そっと師匠の体に腕をまわした


そしてーーー





私たちは仕事部屋でそのまま抱き合った。


正直、師匠の気持ちとか
わからないけれど……
それでも良いと思った。


師匠が私を求めてくれている。


私はそれに答えたい。


それだけで充分だった。


今はーーー




ーーーーそれだけでいいと思った









< 72 / 212 >

この作品をシェア

pagetop