笑う門にはオレ様がきた!!
おじいちゃん…
ごめんね。


いつでも笑ってろ


笑う門には福きたるじゃ
っておじいちゃん言ってたけど


私ね


さすがに今のこの状況ーーー








ーーーー笑えない




私が固まって何も言えずにいると


「座れよ」


と顎で目の前のソファーを指す。


生きた心地のしないまま
恐る恐る座ると
目の前の男がゆっくりと帽子を脱いだ。


「これでもオレの事知らないってか?」


私の目の前に座る男


それはーーー


堀江 和だった。


そう私が憧れるその人だ。














う、う、うそでしょぉぉぉぉお~~~~!
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