愛し愛されて。


[優也side]



いつも通り接しても
やっぱり奈々は俺のことが
分からなかった。


教室もでていっちまった。



「…くそっ!何で思いだしてくんねぇんだよ!」



俺は近くにあった
ゴミ箱を蹴飛ばした。


俺、どうすりゃいいんだ。




「奈々…。」


「優也、まさか奈々ちゃんお前のこと。」



みんなも気づいただろう。



「奈々は俺のことが分からない。」



みんなが驚いている。

そりゃそうだろう。



「優也…」


「でも大丈夫だ。俺はいつも通りだ。」



そう。いつもと同じだ。
何も変わっちゃいない。

でも…



「優也。俺らもできることあったら言ってくれ。」


「さんきゅ。まぢありがとう。」


奈々が俺のこと
分からなくなってから
自分が自分じゃない。


奈々に思い出して貰えなくて。

でも俺は…

俺は奈々が好きだから。




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