恋猫
数日後。
また、ちまたには、平穏な日々が流れた。
楓家の庭には、相変わらず猫がどこからとなく集まり、楽しいひと時を過ごしていた。
シャム猫の玉と、野良猫の番長 虎は、美化が亡くなって以来、自棄に元気が無かった。
そんな中で、美化の妹みみが身篭った。
お腹の父親は、玉か、虎か、はたまた別の誰かか、誰も知る由は無かった。
にゃお~。
みみが居眠りの合間を盗んで、自慢の美声を張り上げた。
(了)
この物語はフィクションです。


