恋猫
「うううう・・・」
(にゃお~)
(う~、にゃお~)
篠はこのスタイルになると、一瞬、猫に立ち返り、盛りの付いた猫が発する凄まじい呻き声をもう少しで上げそうになった。
(危ねえ、危ねえ)
(もう少しで呻き声を上げるとこだったよ。この形になると、自然に体が反応しやがる。良く声を出さなかった事だよ。危うく正体がばれるとこだったよ)
篠は四つん這いになりながら、大きく胸を撫で下ろした。
淳ノ介は、破廉恥きわまる篠の姿を見て、あきれ果ててしまった。