××倶楽部

 これって、何の練習?


 典の体重が私に乗り掛かる。

 昔は身長も体重も同じくらいだった。手の大きさも、靴のサイズも同じくらいだった。


 それなのに、典は私をどんどん追い抜いていった。



「芽依……好きだ」


「典、やめて……こういう練習はしなくても大丈夫だから」


 典は止まらない。



「ずっと、ずっと、好きだった……勝手に違う男になんか惚れんなよ…………」



 典?





 まさかの、練習なのに、本物のキスがきて、私の思考回路が混乱する。


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