××倶楽部

 ワンピースの裾をたくしあげられて、下着が少しだけ見えるか見えないかのギリギリのライン。

 社長には見えてるの? 見えてないの?

 こんなのってあんまりだ…………



「僕がこわいですか?」


 耳を社長の熱い吐息が刺激する。典に触らせた時以上の快感が背筋から頭を突き抜けた。


「あっ…………意地悪しないでください」


 耳たぶを口に含まれて、自分じゃないみたいな厭らしい声があふれだす。

 くちゅ、と鼓膜を刺激する水音に、逃げ出したいのに、体は硬直してる。



「こわいのに期待しているんですね……芽依は。耳だけでこんな感じるなんて」


「わ、私、期待なんてしてません」


「そうですか? じゃあ、やめときましょう。残念だ」


 社長の体が離れていって、慌てて目を開く。濡れた服が肌について、社長のぬくもりがないと少し寒い。ぶるっと震えた。



 私、だめだ。社長の支配はとっくにはじまっている。


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