××倶楽部

「草原聖夜、おまえが芽依と今すぐ別れれば車種とナンバー教えてやる」


「典っ!?」  


 な、なんで今そんな話するのーっ!?

 自分で私情挟むなみたいなこと言って、ここまでついてきて、やっぱりその話?

 信じられない! だけど、典らしいところが、また憎たらしい!


「はぁ? 俺様幼なじみ! テメー今すぐナンバー吐きやがれ! スミレはあたしたちの仲間なんだよ!!」


 ミーナ様がそばに置いてあったゴミ箱を蹴り飛ばす。

 ひっ、と声をあげたのは私とマサキさんだけで、典はミーナ様に舌打ちした。


「うるせーな、スミレとか俺どーでもいいしっ! それに、おまえ次会う時までにその言葉使いなおしとけって言っただろっ!」


 ひょえぇ……典、また互角にやりあってるしっ!


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