××倶楽部

 立ち上がろうとして、テーブルに手をつく。

 あれ? 俺も軽く目眩がする……


 なんだろう、この感覚。そういえば、少し顔も熱いし足取りも軽いかんじ。

 まさか、と思って葡萄ジュースの瓶のラベルを裏返す。



「おいっ! これ、アルコールはいってるんじゃねーかよっ!」


※良い子の皆様、未成年のアルコール摂取は法律で禁止されています※


 んなことは、わかってんだよ!

 わかってるけど、不可抗力だ!


「おばさん! これ、葡萄ジュースじゃなくてスパークリングワインだよ!」


 アハハそうだった? と無責任な返事がきて、頭を振る。

 不味いなふらふらする。こんなアルコール強いの芽依と二人で飲み干しちまったなんて……


「芽依、大丈夫か?」

「んふふ、いい気分だよ。典の女ったらし、ムカつく」


 だめだ……完璧に酔ってる。



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