××倶楽部
「口答えは許さない。客のリストあるでしょう? 携帯の番号がわかれば自分でどうにかするから、貸して!」
「え、でも待ってください! 社長に怒られます!」
人のパソコンを勝手に操作しようとするレイラ様。
それはいくら女王様だって、横暴すぎるっ!
「だ、だめですよ……」
「あぁ? 口答えしちゃうわけ?」
レイラ様が手を振り上げたので咄嗟に頭を庇う。
やだ、親にも殴られたことないのに!
「待ちなさい」
凛とした低い声がして、パシンと何かが弾けた音がした。
「ギャーッ! 痛っ! 何するんだよ!」
背中を押さえて絶叫したレイラ様。顔をあげると女王様ファッションに身を包んだリオ様が立ちはだかっていた。