甘い唐辛子

霞澄がホールの真ん中辺りに来た時、大山がホールに入ってきた。


「やってっか~?」

黒と黄色の派手な法被姿に、丸いサングラス。
素人が見ればヤクザの奴だが、俺から見ればただの変なオッサンだ。


「お、カズ。来てたのか。」

大山が片手をあげて言った。

大山の視線の先には


「「は…?なんで?」」



嫌そうに顔を歪めた、霞澄がいた。


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