【BL】咲き散る桜の元で…
「いいですか、よく聞いてください。」
「嫌だ。」
俺が説明する前に否定する。
「こんな場面で言う事なんて決まってる。お前をおいて逃げろと言うんだろう?それは嫌だ。」
「わがまま言わないでください。これが俺の役目です。安心してください。」
俺は時塚様の前に跪く。
「アナタが望むのなら、例え敵が何百人いようと命に代えても護りきってみせます。」
「死んだら意味がない。そんなの嬉しくない。」
時塚様の眉間にしわが寄る。
「では願ってください。もう一度巡り会いたいと」
時塚様の手を取る。
「アナタが願うのなら、何度でも生まれ変わり、迎えに行くと誓いましょう。」