【完】俺だけを愛して溺れろ。
誰か、彼に匹敵する者は――…
「ん?凜じゃん。久しぶり」
『ま、将生(まさき)さん!』
キター!!
中島の親友である将生さんが、清涼感溢れる顔でこちらにやって来る。
グッドタイミングじゃん!
将生さん、HELP MEー!!
「蒼空、凜が嫌がってるぞ?一旦、凜から離れようか」
おぉ、何と神々しいお方なんだ。
輝きの目で将生さんを見れば、将生さんはにっこりと微笑みかけてくれた。
本当にあたしにとって、あなたは心強い味方です!