一緒に暮らそう
「収入のことなら心配しなくていいんだ。君にここでの仕事を辞めさせてまでついてきてもらうんだから、生活の面倒は俺が見る。君には家のことをして俺を支えてほしいんだ」
新多が彼女に望んでいるのは、神戸に引っ越してきた当初にしていたような生活のようだ。
「でも、いつまでもあなたの厄介になるのは気が引けるわ」
紗恵らしい言葉に新多が思わず笑みを漏らす。
「紗恵。わかっているかな。俺は君に求婚しているんだよ」
「あなたは私と結婚を考えているの?」
「そうだよ。家族ビザがないと君をアメリカへは連れていけない。いや、ビザとかは関係なしにいずれ君とは結婚したいと思っていた。だから渡米する前に君と結婚したいんだ。海外に行けることになったとしたら、早くて来年の4月か、遅くて再来年の4月から赴任することになるだろう。君にも仕事があるから、すぐに返事はできないかもしれないけど、是非とも前向きに考えてほしいんだ」
「私はあなたのそばにいたいわ。私でも良ければ私をあなたの奥さんにしてほしい」
プロポーズは紗恵が待ち望んでいた言葉だった。老人ホームでの仕事があるのは、彼女のような立場の女にはありがたいことだったが、正直、彼との生活を捨ててまで続けたいとは思わない。返事に迷うまでもない。
「そうか。その言葉を聞けてうれしいよ」
新多は傍らに座る紗恵を抱きしめた。彼は笑みを浮かべながら言う。
「すぐにうちの両親に報告するよ。来月にでも婚約指輪を買いにいこう」
彼の言葉もまた彼女を幸せな気持ちにした。
新多が彼女に望んでいるのは、神戸に引っ越してきた当初にしていたような生活のようだ。
「でも、いつまでもあなたの厄介になるのは気が引けるわ」
紗恵らしい言葉に新多が思わず笑みを漏らす。
「紗恵。わかっているかな。俺は君に求婚しているんだよ」
「あなたは私と結婚を考えているの?」
「そうだよ。家族ビザがないと君をアメリカへは連れていけない。いや、ビザとかは関係なしにいずれ君とは結婚したいと思っていた。だから渡米する前に君と結婚したいんだ。海外に行けることになったとしたら、早くて来年の4月か、遅くて再来年の4月から赴任することになるだろう。君にも仕事があるから、すぐに返事はできないかもしれないけど、是非とも前向きに考えてほしいんだ」
「私はあなたのそばにいたいわ。私でも良ければ私をあなたの奥さんにしてほしい」
プロポーズは紗恵が待ち望んでいた言葉だった。老人ホームでの仕事があるのは、彼女のような立場の女にはありがたいことだったが、正直、彼との生活を捨ててまで続けたいとは思わない。返事に迷うまでもない。
「そうか。その言葉を聞けてうれしいよ」
新多は傍らに座る紗恵を抱きしめた。彼は笑みを浮かべながら言う。
「すぐにうちの両親に報告するよ。来月にでも婚約指輪を買いにいこう」
彼の言葉もまた彼女を幸せな気持ちにした。