あなたを好きになってもいいですか?―初恋物語―
「先輩たちは知らないのよ。侑がどれだけストイックな男か……を。バスケの邪魔になるような恋愛はしないのに。高校のころを侑を知らないから、不安になるのもわかるけど。園崎さんに夢中になっているって思うなんてどうかしてるわ。彼女はT大生よ。勉強一筋の子なのに……」
三崎がクスクスと笑って、体育館の定位置に籠を押していった。
「勘違いしているのは三崎のほうだ。確かに俺はバスケの邪魔になる恋愛はしないと高校生のときに言った。けど、邪魔にならない恋愛だったなら、俺だって恋愛はする。全くしないわけじゃない」
「それってどういう意味?」
「そのままの意味だ。それと園崎にあんな一方的なメールはするな。公開練習を見に来る自由までを奪う権利は俺たちには無い」
「でもっ。選抜メンバーに選ばれる大事な時期なんだよ? 先輩たちに誤解されるようなこと……」
「誤解じゃない。だから、園崎に送ったメールは訂正しておけよ」
俺はジャージのポケットに携帯を突っ込むと、三崎に背を向けた。
「ちょっと。それ、どういうことよ」
三崎が俺の腕を掴んで、ぐいっと引っ張った。
三崎がクスクスと笑って、体育館の定位置に籠を押していった。
「勘違いしているのは三崎のほうだ。確かに俺はバスケの邪魔になる恋愛はしないと高校生のときに言った。けど、邪魔にならない恋愛だったなら、俺だって恋愛はする。全くしないわけじゃない」
「それってどういう意味?」
「そのままの意味だ。それと園崎にあんな一方的なメールはするな。公開練習を見に来る自由までを奪う権利は俺たちには無い」
「でもっ。選抜メンバーに選ばれる大事な時期なんだよ? 先輩たちに誤解されるようなこと……」
「誤解じゃない。だから、園崎に送ったメールは訂正しておけよ」
俺はジャージのポケットに携帯を突っ込むと、三崎に背を向けた。
「ちょっと。それ、どういうことよ」
三崎が俺の腕を掴んで、ぐいっと引っ張った。