あなたを好きになってもいいですか?―初恋物語―
―桜side―
「箱根もいいね。あっ、伊豆も。那須とか鬼怒川も捨てがたい!!」
一日の講義を終え、ファミレスでお茶をしながら、美雪ちゃんの旅行計画のお手伝いをしていると、私の携帯が鳴った。
「誰から?」と優衣ちゃんが、にこっと笑った。
「霧島君から……みたい」
「えっ!? 珍しくない???」
旅行のパンフに目を落としていた美雪ちゃんが、身体を起こして私を見てきた。
「ま、ね。昨日、ちょっとあったから」
「『ちょっとあった』って何があったの?」
美雪ちゃんが身体を乗り出してくる。
私は苦笑してから、昨晩の出来事を簡単に話した。
「それってひどくなぁい?」と美雪ちゃんが眉を吊り上げて、怒ってくれた。
「いろいろあるんだよ。私にはわからないけど、霧島君がバスケをやる上で邪魔になるようなことはしたくないから。霧島君はまだ1年生だから。先輩たちには睨まれたくないだろうし」
私はグラスの中に入っているジンジャエールを少しだけ啜った。
「箱根もいいね。あっ、伊豆も。那須とか鬼怒川も捨てがたい!!」
一日の講義を終え、ファミレスでお茶をしながら、美雪ちゃんの旅行計画のお手伝いをしていると、私の携帯が鳴った。
「誰から?」と優衣ちゃんが、にこっと笑った。
「霧島君から……みたい」
「えっ!? 珍しくない???」
旅行のパンフに目を落としていた美雪ちゃんが、身体を起こして私を見てきた。
「ま、ね。昨日、ちょっとあったから」
「『ちょっとあった』って何があったの?」
美雪ちゃんが身体を乗り出してくる。
私は苦笑してから、昨晩の出来事を簡単に話した。
「それってひどくなぁい?」と美雪ちゃんが眉を吊り上げて、怒ってくれた。
「いろいろあるんだよ。私にはわからないけど、霧島君がバスケをやる上で邪魔になるようなことはしたくないから。霧島君はまだ1年生だから。先輩たちには睨まれたくないだろうし」
私はグラスの中に入っているジンジャエールを少しだけ啜った。