愛するということ
そうだ、雑貨屋さんで隼人と東野さんに会って、２人が付き合っていると思って、なぜだか隼人には似合わないと思ってしまって・・・


なぜそう思ったのかが分からなくて、モヤモヤしてて――



そうだ!家に付いたらママがいて・・・



アレ？なんでだったけ・・・ママと車に乗って出かけることになったんだ。

車の中で何か話してたんだ。そしたら急に――


そこまで思い出すと、パッタリと頭が止まった。






私が何も言わず、難しい顔をしていたことを不審に思ったのか隼人が、下を向いた私の顔を覗きこんで言った


「瞬？どうした？」

「隼人・・・私、思い出した。事故の日のコト。でも、全部じゃないの何かママと話してて、たぶん大事なことなんだと思うんだけど。それが思い出せないの」



一生懸命思い出そうともう一度最初から思い出そうとしてみたけど、さっきの閃きは全然現れてくれない。
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